平日の午前8時過ぎ、郡山市にお住いの20代の男性から、「原付バイクのメットインに鍵を閉じ込めてしまったので鍵の開錠に来て欲しい」と、非常に困った様子のお電話が入りました。男性は、市内の大学に通っている一人暮らしをしている学生さんですが、毎日原付で学校に通っているそうです。今朝、学校に出かける時に何故かメットインの中に鍵を入れたまま閉めてしまったそうです。

肝心のスペアキーは、大分前に紛失して持っていないそうです。学校の授業も大事ですが、授業が終わってからバイトに行くのに、原付がないと不便なのだそうです。お客様は、深夜終電が終るまでバイトをしているので、原付は大事な足なのです。

よくネットで、メットインの開け方などをブログなどで公開されれている方がいらっしゃいますが、素人の方が真似をすると失敗してしまいますのでお勧めしません。だめだと思ったら、鍵業者に依頼するのが一番良い方法です。シートを無理やり開けようとすると、破損して修復が更に難しくなってしまうので、そのまま何もしないで待機しているようにお願いしました。それから、鍵穴からこじ開けようとして、鍵穴が鍵を差し込んだ時に、スムーズに鍵が回らなくなることもありますので兎に角、何もしないようにお願いしました。見積もり金額をお伝えし了承して頂きましたので、今から30分もかからないで行きますのでと、お伝えして早速くるまで向かいました。

お客様のお自宅に到着し、念のため本人確認をお願いし、免許証を見せて頂きました。 ホンダのダンクは、発売されてまだ日の浅い車種で、少し鍵に特徴があるタイプで、鍵穴は8本ピンM418仕様でした。丁寧に鍵を作成し、鍵穴に差し込むと、無事にメットインを開けることができました。メットインを開けると、鍵が入っていました。作業時間は、15分くらいで済ませることができました。お客様も、何とか学校の授業を午後から受けることができるようなので、ホッとしました。